会の創設理由
令和2年7月の水害により、多くの被害が出ました。
その中で肥薩線にも、甚大なる被害が出てしまいました。
流されてしまった橋梁、跡形もない駅、ねじ曲がった線路・・・
113年前に敷設された、肥薩線
作った人たちの思い、維持してきた人たちの思い
その思いは、一夜にして、壊滅的な状態になりました
これを 復旧させるために、いったいどれだけの費用と時間
そして、人の思いが必要なんだろう・・・
経済的効果から言えば、廃線としたほうが、楽なんだろう
それでも、費用などの負担はできませんが、復旧をのぞみ、
人の思いなら、私たちが届けることができるかもしれない。
そんな思いを持って、この活動を始めました。
JR九州さんだけに 無理を言うわけにはいきません。
地域で利用し、交通インフラを支えていくことが、
沿線の衰退を止める手段だと思います。
JR九州さんも、きっと思いを同じにして、
復旧の模索をしていらっしゃると思います。
私たちの思いを、届けることで、復旧への力となるなら、
いくらでも届けたいと思っています。

この会のメンバーは、この写真の中の先達の思いを受け止めて、活動を行っています。

構成メンバー
小澤光二 長年、鉄道を大切にし車輌保存等に努めた父親の遺品を保存活動中!
福井昭弘 鉄道ファン。幼少の頃から鉄道愛好家の父の影響で蒸気機関車時代から肥薩線を見続けてきた。
助広隆一 鉄道写真家
松本晉一 乗り物愛好家 新しい人吉のまちづくりを探求中
園田富巳子 個庫茶屋を主宰
吉田章 鉄道模型収集家 鉄道写真撮影
肥薩線の脇で産まれ育ち、肥薩線を思う気持ちはとても熱い。
道野真人 令和2年熊本豪雨災害にて自宅と職場が全壊被災した道の駅坂本駅長
道野紗喜子 肥薩線坂本駅周辺住民。球磨川第1橋梁の保存や肥薩線の草取り作業など、肥薩線復活へ向けて草の根活動中
橋本和知 鉄道ファン
中村英明 復旧活動のボランティアとして活動